伊原正三家住宅
住居建築 大正期 1916年 所在地 広島県東広島市高屋町白市1082
■主屋 木造2階建、瓦葺、建築面積289㎡ 白市中心部の地主宅で、主屋は街路に北面して建つ。入母屋造妻入の二階建で正面に下屋を付す。土間沿いに4室を配し、西面に座敷、南面に化粧室を接続し、随所に趣向を凝らした造作を施す。入母屋の小棟を重ね、繊細な格子が並ぶ表構えが特徴的な大型町家。 住宅門及び塀
■茶室 木造平屋建、銅板葺、建築面積20㎡ 敷地後方に北面して建つ。四畳半茶室と水屋、小間からなり、茶室は西面に床の間、北面に縁を設ける。網代天井に棹縁を付け、東半間を掛込天井とする。節付丸太の床柱、皮付丸太の鴨居や天井桁など野趣に富む数寄屋意匠で、旧家の近代の暮らしの一端を伝える。
■住宅門及び塀 門ー木造、瓦葺、間口1.6m 塀ー木造、瓦葺、総延長13m 主屋の正面西側、座敷の前庭と街路を区切る門と塀。門は街路から後退して建つ切妻造桟瓦葺で、前後に銅板葺の庇を付す。塀は真壁造で、漆喰塗の腰縦板張とする。門の楣上にある放射状格子欄間や小壁に開く楕円形窓などに和風意匠の近代的な創意が表れている。
リンク伊原家住宅主屋 文化遺産オンライン 伊原家住宅茶室 文化遺産オンライン 伊原家住宅門及び塀 文化遺産オンライン BS朝日「百年名家」で紹介されました(2015年)